膝の痛み

オスグッドの症状|オスグッドを判断するためのポイントとは

目次

オスグットでよくみられる3つの症状

膝のお皿の下の骨が痛い

オスグッドで痛みの出るポイントは、膝のお皿の下の骨です。
そのため、

  • 膝のお皿の下の骨を押すと痛い
  • 膝のお皿の下の骨がボコと出てきた
  • 運動すると膝のお皿の下の骨が痛い

というような感じで、膝のお皿の下の骨に症状を訴えていたらオスグッドの可能性は非常に高いです。

膝を捻ったなど思い当たる原因がないのに痛くなる

オスグッドで痛みが出る場合、明確な原因がないことが多いです。
練習中に膝を捻ったなどのことはなく、練習後から膝が痛くなったとか突然、膝が痛くなってきたと訴える子供が多いです。

なぜ、このように身に覚えがないことが多いかというと、オスグッドの原因は一度の大きな外力というより太ももの前の筋肉が硬くなることで膝の下の骨に負担が知らぬ間にかかり痛くなるからです。

オスグッドになると痛みの出る動き

オスグッドの子供は以下のような際に痛みを感じます。

  • 歩いたり、走ったりすると痛い
  • しゃがむと痛い
  • ジャンプすると痛い
  • 自転車をこぐと痛い
  • 膝をつくと痛い
  • 階段の上り下りが痛い
  • 太ももの前のストレッチをすると膝が痛い

このような動きをした際に、膝の下に痛みを感じることがオスグッドでは多いです。

このような3つのポイントを判断の材料にして見てください。

オスグッドになる原因

オスグッド病になる原因は、太ももの前の筋肉が硬くなることです。
太ももの前の筋肉が、オスグッドで痛くなる膝の下の骨に付いています。
そのため、太ももの前の筋肉が硬くなることで膝の下の骨を何度も何度も引っ張ってしまい痛みが発生するのです。
また、子供の骨は柔らかいため筋肉に引っ張られるとその力によって骨がボコと出てきてしまうこともあるのです。

オスグット病のメカニズム

オスグッド病の原因については、「成長痛ではない!?オスグッド病になる本当の原因」に記載してありますのでご覧下さい。
オスグッド病になってしまう理由について詳しく記載してあります。

オスグッドの治療について

オスグッド病は、成長期にとても起こりやすい症状です。
そのため、「成長が止まるまでは痛くてもしょうがいない」と言われるケースが多いですが、そんなことはありません。
適切な治療を行えば、オスグッド病は治ります。

適切な治療とは、安静にするとか湿布を貼るとかではありません。
硬くなっている太ももの前の筋肉を緩めて、太ももの前の筋肉が硬くなってしまう原因を改善することです。

オスグッド病で悩まれている方がいましたら、一人で悩まずに我々専門家にご相談ください。

オスグッド病の治療については、「オスグッド病を早期に治す治療法」に記載してありますのでご覧下さい。

ABOUT ME
小林 勇太
葛飾区こばやし接骨院院長。柔道整復師の国家資格を保有。野球やサッカー・バレーボールなどのスポーツの現場で活動していたためスポーツ障害・外傷の症例経験が豊富。葛飾区こばやし接骨院の院長をしている小林勇太院長のブログです。