膝がパキパキ鳴るタナ障害とは?


しゃがんだときや膝を曲げた時など、膝がパキパキ鳴って痛いという経験はないだろうか?
また、痛くはないが膝がしっかりしていない感じで不快と感じているのではないでしょうか?
その症状は、タナ障害と呼ばれる疾患かもしれませんよ。
そのパキパキなる原因は、膝の中にある滑膜ヒダが引っかかってしまっているのです。
今回は、そんな膝がパキパキ鳴るタナ障害の症状や原因について紹介していきたいと思います。

膝がパキパキ鳴るタナ障害とは?

1、タナとは?

膝関節は、太もものある「大腿骨」とふくらはぎにある「脛骨・腓骨」とお皿と呼ばれる「膝蓋骨」の4つの骨から構成されています。
そして、この膝の関節の中に存在するのが滑膜ヒダです。
このヒダが、モノを載せるための棚のように見えることから「タナ」と呼ばれています。
この滑膜ヒダは、胎児が母親の胎内にいるときに一時的に作られるので、出産後に約半数を胎児は、そのまま滑膜ヒダが残ると言われています。
そのため、この滑膜ヒダはこれといった大きな機能を持たないためそのままにしておいても特に悪い影響はありません。

ただし、「タナ障害」になってしまうと膝がパキパキ鳴って痛みを発生させることがあるのです。

2、タナ障害は、滑膜ヒダが大腿骨と膝蓋骨に挟まれて痛みがでる

タナ障害は、滑膜ヒダが関節に挟まれることで痛みを発生させています。
では、滑膜ヒダが膝に関節に挟まってしまうのにはどのような原因があるのでしょうか?

2-1、膝の関節の動きが悪い

膝の関節がスムーズに動いていないと、滑膜ヒダが関節に挟まりやすくなってしまいます。
膝関節を曲げたり伸ばしたりするときに、膝のお皿と呼ばれる膝蓋骨は上下に動きます。
しかし、太ももの前の筋肉が硬くなっていたりすると膝のお皿の動きが制限されるため膝蓋骨が正常に動けなくなってしまうのです。
そのため、滑膜ヒダが大腿骨と膝蓋骨に挟まれてタナ障害を引き起こすのです。

2-2、滑膜ヒダが肥厚している

滑膜ヒダが、肥厚といって分厚くなってしまっていることがあります。
タナ障害を発症していても、初期の頃は痛みを伴わない場合があります。
なんか膝に違和感があるなっという程度の症状だけです。
しかし、そのまま放っておくと滑膜ヒダが何度も挟まれることで肥厚してしまいます。
肥厚してしまうと、硬く分厚くなったタナが発端となり一部を損傷したり腫れたりしてタナ障害の痛みを引き起こすのです。

2-3、膝をぶつけるなどのケガをきっかけになる

転んで膝をぶつけたり、ジャンプの着地で膝を痛めるなどのケガをきっかけにタナ障害になることもあります。
ケガをしたことで、膝が腫れてしまい膝の動きが悪くなることや膝をかばって変に使っていることが原因となってしまいタナ障害を引き起こすのです。

3、タナ障害を診断するポイントとは?

タナ障害は、膝を曲げ伸ばしした時にパキパキと音がなるのが特徴です。
そのため、簡易的な診断方法として膝のお皿の下の辺りに指を当てて膝の曲げ伸ばしを行う方法です。
この際に、指にパキパキと弾発感を感じたら「タナ障害」の可能性が高くなります。

しかし、この方法は簡易的なため確定的な診断にはなりません。
タナ障害と類似した疾患もあるため、可能性が高いとだけ思って頂けるといいかなと思います。

しっかりとした診断をしたい方は、専門家の診察を受けることをおすすめします。

4、タナ障害の症状

タナ障害になると以下の症状を認めます。

4-1、膝のお皿周辺が痛む

タナ障害の場合、滑膜ヒダが大腿骨と膝蓋骨に間に挟まって痛みが出ているため膝のお皿の周辺に痛みを感じます。
また、膝を曲げ伸ばしする時に挟まりやすいため、屈伸など膝の曲げ伸ばしに伴って痛みが出ます。

4-2、膝を曲げ伸ばしするとポキポキ鳴る

タナ障害の場合、膝を曲げ伸ばしするとポキポキと音がなります。
これは、滑膜ヒダが関節に挟まる時の音です。
また、聞こえていなくても膝のお皿の下辺りに指をおいて膝を曲げ伸ばしするとポキポキと引っかかり感を感じます。

4-3、日常生活は痛くないが運動すると痛いが始まり

タナ障害の場合、最初の頃は日常生活では痛くないが運動すると痛くなるという症状を訴える方が多いです。
また、運動を少し休むと痛みがなくなります。
しかし、そのまま治療せずにいると日常生活の膝の曲げ伸ばしだけでも違和感や痛みを感じてくるようになります。

5、タナ障害の治療方法

5-1、電気治療を行って炎症を抑える

電気治療を行うことで、
・炎症・出血を抑える
・鎮痛効果
などの効果あります。
タナ障害では、膝のお皿の下辺りが炎症によって腫れているため電気治療を行って炎症を抑えていきます。

5-2、手技療法にて、膝の周りの筋肉を緩めて関節の動きを整える

タナ障害は、関節の動きの悪さによって滑膜ヒダが挟まっているケースがとても多いため、膝関節の動きを整えることがとても重要になります。
また、周り筋肉が緊張しているのも膝関節の動きに影響を与えるためしっかり緩めていきます。

5-3、カラダに正しい動きを覚えさせる

タナ障害で痛みが出ている方は、どんな理由であれ滑膜ヒダが関節に挟まるように動かしてしまっているために痛みが出ています。
また、長期にわたり症状が出ている方はその悪い動かし方はカラダが覚えてしまっている可能性がとても高くなります。
そのため、治療の最後にエクササイズを行いカラダに正しい動かし方を覚え込ませていきます。
そうすることで、滑膜ヒダが普段の動きから挟まれなくなるため痛みが出なくなっていきます。

まとめ

特になにかした身に覚えがないのに膝がポキポキ鳴ったり痛くなるのが「タナ障害」です。
そのため、なにがどうして痛んでいるのかわからずに不安になると思います。
しかし、今ご覧頂いたように膝の中にある滑膜ヒダが挟まって痛みを出すタナ障害をいう疾患があるのです。
また、タナ障害はしっかり治療していけば良くなる症状ですので安心して下さい。
タナ障害でお困りの方は、葛飾区こばやし接骨院にご相談ください。

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