豆知識

腰痛を抱えている人に『プランク』をオススメしない理由|葛飾区こばやし接骨院

腰痛を改善するために『プランク』を行っている人も多いと思いますが、腰痛を抱えている人は『プランク』をやらないほうがいいです。

なぜ『プランク』が腰痛の人にオススメしないかは『プランク』のトレーニングが体を固め筋肉を過緊張させるエクササイズだからです。
『プランク』は体幹を鍛えるためのとても良いトレーニングです。
『プランク』のような体を固める動きが必要がなのはラグビーのタックルやサッカーでタックルを受けた時に踏ん張るときなどですが、体を固めるというのは筋肉に大きな負担がかかります。

下記の写真を見て下さい。
腰痛になってしまうほとんどの人は写真のような姿勢になっています。

胸を張り、背骨全体が反っている
骨盤が前に出ていて、腰が反っている

この2つの写真は見た目はちがう姿勢にみえますが腰が反っていて、腰周りの筋肉が過緊張しているところは一緒です。
これらの姿勢の人は普段から生活しているときに体を固めて『プランク』をしながら過ごしているようなものなので、腰の筋肉が緊張しています。
普段から腰の筋肉が緊張している人に『プランク』を行ったら、さらに腰の筋肉が緊張して腰痛が悪化してしまいます。

『プランク』を行うことで鍛えらえれる筋肉は普段の生活やスポーツ動作の中でも必要なものです。
しかし腰痛を改善するためのエクササイズとしては向いていません。
またチームのトレーニングメニューで体幹を鍛える際に『プランク』を行うことも多いと思いますが、腰痛がある人がこのエクササイズを行うと腰痛が悪化するので注意が必要です。

腰痛がある人はまず腰痛を改善するエクササイズを行い、腰痛が改善したあとに『プランク』を行うと効果的です!

ABOUT ME
小林 勇太
葛飾区こばやし接骨院院長。柔道整復師の国家資格を保有。野球やサッカー・バレーボールなどのスポーツの現場で活動していたためスポーツ障害・外傷の症例経験が豊富。葛飾区こばやし接骨院の院長をしている小林勇太院長のブログです。