この記事を監修している人:小林 勇太(柔道整復師免許所有)

「整体に通い始めたけれど、次はいつ行けばいいんだろう?」

「『最初は毎週来てください』と言われたけれど、商売目的じゃないのかな…?」

整体や接骨院に通う際、どれくらいの頻度で通うのが適切なのか迷ってしまいますよね。

結論からお伝えすると、施術の頻度は「通い始め(初期)」と「状態が安定した時期(維持期)」で大きく変わります。

  • 通い始め(最初の1ヶ月):週1〜2回

  • 状態が安定してきたら:2週間に1回 → 月1回のメンテナンス

この記事では、現役の接骨院院長である私が、症状別の正しい通院ペースから、回数を無駄に増やさないための注意点まで分かりやすく解説します!




1. なぜ最初は頻繁に通う必要があるの?(理由解説)

「いきなり週に1〜2回も通う必要があるの?」と思われるかもしれません。しかし、これには明確な解剖学的理由があります。

筋肉と骨盤の「記憶(戻り)」を防ぐため

長年の姿勢の癖やコリによって歪んだお身体は、1回の施術で整えても、3日〜7日ほどで元の悪い状態に戻ろうとします

元の状態に完全に「戻りきる前」に次の施術を行うことで、良い状態を上書きし、正しい姿勢を身体に定着させることができます。

2. 【症状別】プロが推奨する正しい通院ペースの目安

お身体の状態に合わせた理想的な通院頻度をまとめました。

状態・目的 目安となる通院頻度 期間の目安
強い痛み・ぎっくり腰(初期) 週2〜3回 1〜2週間
慢性的な肩こり・腰痛(初期) 週1回 1ヶ月程度
症状が改善してきた(回復期) 2週間に1回 2〜3ヶ月
再発予防・体のケア(維持期) 月1回(定期検診) 継続

※上記は一般的な目安です。急性のケガや激しい痛みがある場合は、医師や柔道整復師の指示に従いましょう。

3. 整体の効果を「長持ち」させて通院回数を減らす3つのコツ

施術の効果を長引かせることができれば、それだけ通院コスト(費用や時間)を抑えられます。

① 施術当日の激しい運動・長風呂を避ける

施術直後は血流が急激に良くなり、筋肉がほぐれやすい反面、非常にデリケートな状態です。長風呂や飲酒、激しい運動は避け、ぬるめのお風呂に入って早めに休みましょう。

② 指導された「セルフケア(ストレッチ)」を毎日行う

院で教えてもらったストレッチや姿勢の改善ポイントを自宅で実践することで、施術で整えた筋肉のしなやかさを維持できます。

③ 整体の後に体がだるくなった場合の対処

施術後に一時的に体が重だるくなることがあります。これは「好転反応」と呼ばれる回復のサインであることが多いため、無理をせず水分を摂って静養しましょう。

整体のあとに体がだるい・痛いのはなぜ?「好転反応」と「揉み返し」の違いと正しい過ごし方この記事を監修している人:小林 勇太(柔道整復師免許所有) 「整体に行ってすっきりするはずが、逆に体が重だるくなってしまった…」 「...

(※好転反応と揉み返しの違いについて詳しく知りたい方は、こちらの記事「[整体のあとに体がだるい・痛いのはなぜ?好転反応と揉み返しの違い]」も参考にしてください。)

4. まとめ:自分のペースを把握して賢く通おう

整体に通う頻度は、お身体の回復フェーズに合わせて少しずつ間隔を空けていくのが理想です。

  1. 最初の1ヶ月は間隔を空けずに通い、良い状態を記憶させる

  2. 改善に合わせて「週1回 → 2週間に1回 → 月1回」と間隔を延ばす

  3. 日常のセルフケアを併用して効果を長持ちさせる

「いつまで通えばいいのか分からない」という場合は、施術担当者に「どんな状態になったら通院完了(または月1回移行)なのか」を遠慮なく質問してみてくださいね。

ABOUT ME
こばやし先生
東京都葛飾区で「こばやし接骨院」を経営する柔道整復師(国家資格保持者)。延べ2,000人以上の施術実績に基づき、「どこに行っても痛みが治らない」と悩む方を減らしたい想いから本メディアを立ち上げました。湿布や薬に頼らず、自宅でできる解剖学に基づいた正しいストレッチやセルフケアを発信中。