大人でオスグッドによる膝の痛みの原因とは?


オスグッド病は、成長期のものだから成長期が終われば治ると言われているが、痛みが引かずに困られていませんか?
そもそもオスグッド病は成長痛ではありません。
そのため、成長期が終われば治るというものではないのです。
オスグットの本当の原因は、成長痛ではなく筋肉の硬さにあるのです。

このページでは、そんなオスグッド病が大人になっても痛む原因を紹介します。

大人になってもオスグッドによる膝の痛みの原因とは?

1、オスグッド病の原因は、太ももの前の筋肉が硬くなるから

オスグッド病の原因は、成長期による成長痛ではありません。
成長痛ではなく、太ももの前の筋肉が硬くなることで起こる痛みです。
下の図のように、太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)は膝の下にある脛骨粗面という部分に付いています。太ももの前に筋肉が硬くなることで、この膝下の骨を引っ張ってしまうのです。
何度も何度も引っ張れることで、痛みが発生します。

オスグット病のメカニズム

子供の場合、骨端核と呼ばれる軟骨が骨の端にあります。
骨端核は従来の骨に比べてまだ骨が弱いため、強い力が加わると痛めやすく剥がれやすいのです。
一般的に、大人のオスグッド病については「成長期に剥がれた骨が残ったまま」「成長期に剥がれそうだった骨が大人になってから剥がれた」ことで痛みが出ると言われています。

大人になってからも痛む原因は、この剥がれた骨が引っ張られたり、剥がれそうな骨が引っ張られて剥がれてしまうことです。
この骨を引っ張っている原因が、太ももの前の筋肉の柔軟性に問題があります。
筋肉の柔軟性が失われて硬くなると、骨が引っ張られてしまい大人になってもオスグッド病が痛むのです。

2、太ももの前の筋肉が硬くなる理由とは?

本来、柔軟性がある筋肉が硬くなってしまうには理由があります。
ここでは、原因として多いものを紹介します。

姿勢が悪い(骨盤が後傾している)

太ももの前の筋肉が硬くなる要因として、「姿勢が悪い」ことが挙げられます。
丸まった姿勢が太ももの前の筋肉を硬くしています。

姿勢が丸くなり、骨盤が後傾している姿勢が太ももの前の筋肉に影響を与えるのです。
太ももの前の筋肉は、膝から骨盤まで繋がっています。
骨盤が後ろの傾いてしまうと、下の絵のように太ももの前の筋肉は伸ばされるためパンパンに張った状態になります。

そのため、骨盤が後傾しているとスポーツする時・立っている時も太ももの前の筋肉は休むことなく常に引っ張られ続けています。

このように、骨盤ひとつの傾きが大きな影響を与えるのです。
骨盤の傾きを整えることで、オスグッド病が治るなんてことはよくあります。

カラダの使い方

カラダの使い方も、オスグッド病で痛みが出る要因になります。
代表的なものとして、股関節の使い方です。
しゃがむときや階段の上り下りなどときに、股関節が使えているかどうかが重要になります。
当院でも実施するテストにもなりますが、オスグッド病の方にスクワットをして頂いて下にある3つの写真のどのタイプになるかを見ます。
  

左の写真のように出来れば問題ありません。
真ん中の写真と右の写真のようになるようであればカラダの使い方が良くありません。
実際にやって頂ければわかると思いますが、真ん中の写真と右の写真のようになると太ももの前の筋肉がパンパンに張ってしまいます。
その理由は、先程の姿勢の部分でも話しましたが太ももの前の筋肉は骨盤についているため股関節を曲げて骨盤を前傾出来ないと太ももの前の筋肉は伸ばされてしまうのです。
そのため、普段の姿勢が良くてもカラダを動かしている中でこのように使っていると太ももの前の筋肉は硬くなってしまいます。

3、大人のオスグッド病を治すには?

大人のオスグッドも原因を改善していくことで、痛みをなくすことが出来ます。

姿勢を良くする

姿勢を良くするといっても長年染みついてしまっているため少し意識したからといってすぐ治るものではありません。
しかし、日頃から少しずつストレッチやエクササイズを行いカラダの根本から変えていくことで良くなっていきますので出来るものから取り組んで見て下さい。

背中周りのストレッチです。
背中周りの筋肉が硬くなると背中が丸まり骨盤も丸まってしまうため上記のストレッチで背中を伸ばしましょう!!

カラダの使い方を整える

骨盤が丸まらないように股関節を使えるようにすることで太ももの前にかかる負担が減ります。
当院で実際に行っているエクササイズの1つを紹介します。

このようなエクササイズを行うことで、股関節を正常に曲げる能力を獲得することが出来ます。
ゆっくりでもいいので、フォームに気をつけてやってみて下さい。

まとめ

オスグッド病が大人になってからも痛む理由は、太ももの前の筋肉の硬さに隠されていたのです。
太ももの前の筋肉が硬くなってしまう要因と、姿勢やカラダの使い方があります。
大人・子供に問わず言えることですが、オスグッド病の治療において姿勢やカラダを使い方を整えることがとても重要になるのです。

 

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