捻挫をしてしまったとき早期回復に繋がる応急処置


足首応急処置3連

みなさんも、捻挫をしてしまった経験があるのではないでしょうか?
もしかしたら、このページをご覧になられているという事は、今捻挫して困られているのかもしれませんね。
そんなあなたの捻挫が早く治るように、今回は自分で行える応急処置のやり方をご説明します。
応急処置は、その後の回復期間に大きな影響を与えますのでしっかり行うことで早期回復に繋がります。

捻挫をしてしまったとき早期回復に繋がる応急処置

応急処置とは捻挫してしまった時、治療機関に診せるまでの間に捻挫を悪化させないで、出来るだけ良い状態を保っておく方法です。そのため、応急処置は早期回復に繋がります。一方、応急処置を行わないと状態が悪化したり、治るまでの期間を延ばしてしまいます。
では、さっそく応急処置の方法として有名なRICE療法を紹介します。
 
RICEとは?

RICEとは、応急処置で行う4つの方法の頭文字をとっています。

=REST(安静)
=ICE(冷やす)
=COMPRESSION(圧迫)
=ELEVATION(拳上)

安静・冷やす・圧迫・拳上の4つのなります。
それでは、早速1つ1つ紹介していきましょう。

安静(REST)

一つ目は、安静です。
捻挫してしまった時は、まずは安静を保つようにしましょう。
スポーツ中などは、アドレナリンが出ているため痛みをあまり感じず、あまり痛くないから大丈夫だと運動を続けてしまい悪化させてしまうことがあります。また試合中などは早くプレーに戻りたいと冷静な判断ができなくなっている場合もあります。捻挫をしてしまったら、いったんプレーを中断し、プレーを続けられるか冷静に判断しましょう。
 

冷やす(ICE)

二つ目は、アイシングです。
アイシングは、悪化防止などとても効果的な応急処置になりますので必ず実施するようにして下さい。では、アイシングについて詳しくご説明します。

アイシングの効果とは

アイシングの効果として、痛みを和らげる・患部の温度の低下・炎症抑えるなどがありますが、一番大きな効果は「患部とその周辺の新陳代謝を低下させる」ということです。
新陳代謝を低下させると言われても、新陳代謝の何が大切なんだと思われると思いますので詳しく説明します。

捻挫した直後は、炎症(痛み・腫れ・熱を持つなど)が発生します。その炎症は時間と共にどんどん広がっていきます。それをそのまま放っておくと、患部周辺の損傷していない組織に損傷した組織からの内出血や炎症が広がってしまい、損傷していない組織が酸素不足に陥ってしまいダメージを受けてしまいます。
これを、「二次的低酸素障害」と呼び、「当日より翌日に腫れが増したり、痛みが強くなってしまう」のはこれが原因です。
この状態にならないために、適切なアイシングを行って炎症が広がらないように抑えて、代謝レベルを低下させることで少ない栄養素で組織が生きられるようにすることで、ダメージを最小限に抑えることが出来るのです。
そのため、応急処置として効果的なアイシングを行いましょう。

二次的低酸素障害

効果的なアイシングを行うための3つポイント

アイシングする時に、3つのポイントがありますので紹介します。

1、アイシングは出来るだけ早く開始して下さい。

捻挫してしまった際は、出来るだけ早くアイシングを開始して下さい。
アイシングを開始する時間が、早ければ早いほど早期回復に繋がります。
捻挫してしまうと、靭帯や腱などの軟部組織を損傷するため痛めた組織より出血し炎症が広がっていき、痛みがどんどん強くなっていってしまいます。
そのため、出来るだけ早くアイシングを行い炎症が広がるのを抑えることがとても重要になります。

2、アイシングを行うときは、必ず氷水で行って下さい。

足首アイシングアイシングを行う時に、なにを使用してアイシングを行いますか?
よく、保冷剤やコールドスプレー・湿布などを使って冷やしましたと聞きますが、保冷剤やコールドスプレー・湿布にはあまりアイシングの効果はありません。
アイシングを行うときは、必ず氷水を氷のうなどに入れて冷やして下さい。
なぜ、氷水でなければならないかというと、炎症や熱を抑えるときに効果的な温度は0°になります。そのため、保冷剤や湿布などでは温度が高すぎたり低すぎたりするため、しっかり奥まで冷えないのでアイシングとしての効果はあまり期待できません。
氷水であれば、丁度氷が水に溶けるときが0°になるため効果的なアイシングを行うことが出来ます。

アイシングやり方

3、20分間程冷やす

なぜ、20分間というと深部まで冷えたと目安になる感覚がなくなるまで約20分間かかるからです。そのため、冷やし始めの痛い時期にやめてしまうとアイシングの効果がなくなってしまいます。最初はつらいですが頑張って感覚がなくなるまで冷やして下さい。

圧迫(COMPRESSION)

圧迫しながらアイシング

氷のうをバンテージなどで巻くとアイシングを行いながら圧迫することが出来る。

3つ目は、圧迫です。
圧迫することで、腫れの原因となる出血を止める効果があります。
バンテージや弾性包帯などがあれば、氷のうなどを抑えながら巻くことでアイシングと圧迫を同時に行うことが出来ます。

拳上(ELEVATION)

拳上

足首捻挫の場合は、足首の下にタオルなどを重ねて高くすると効果的です。

4つ目は、拳上です。
捻挫した時は、患部を心臓より高い位置に上げておきましょう。
患部から出血しているため、患部を下げていると患部に血流がどんどん流れていき出血が増してしまいます。そうすると、炎症が強くなったり先ほどアイシングでお話しした二次的低酸素障害が起こり、関係ない組織まで壊死して悪化してしまいます。
グラウンドや体育館などにいて、治療機関にすぐに行けないときは足首捻挫などの場合は足の下にタオルなどの重ねておき心臓より高くなるようにしておきましょう。

応急処置後は、必ず近くの治療機関へ行きましょう

bandage今、ご説明した内容はあくまで応急処置になります。捻挫の悪化を防ぐための応急処置で、応急処置を行ったからといって捻挫が治るわけではありません。
捻挫を治すために、治療機関に行き固定などの処置をしっかり行ってもらって下さい。
捻挫後の固定の重要性については、捻挫をするとなぜ固定が必要なのか?に詳しく記載してありますのでご覧ください。

まとめ

捻挫した時に早期回復につなげるために応急処置を行うと良いです。
応急処置として、RICE療法という方法があります。その内容は、安静・冷やす・圧迫・拳上の4つになります。
どれも、応急処置としてとても効果があり悪化の防止になります。
 なかでも、アイシング(冷やす)は簡単に行えて、とても効果的です。
アイシングには、様々な効果がありますが、もっとも大切なのは患部周辺の新陳代謝を低下させることでダメージを最小限に食い止めることです。それにより早期回復に繋がります。
また、効果的なアイシングのポイントとして
・出来るだけ早期に開始する
・氷水で冷やす
・20分間程冷やす
ということに注意して行って頂けるともっとも効果的なアイシングを行うことが出来ます。

応急処置は、あくまで患部の悪化を防ぐもので、患部を治すものではありません。応急処置後は必ずお近くの治療機関にて治療を受けて下さい。

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