すねの痛み!シンスプリントを最短で治す治療法


今回はシンスプリントを最短で治す治療法を紹介しよう。
シンスプリントは、完治しづらい症状とされていますがそんなことはありません。
みなさん、練習を休んで痛みが引いたから運動してみるとやっぱり痛い。そうやって、休んでは痛みが引き、練習を再開すると痛いを繰り返してしまう方が多いため完治しづらい症状といったイメージがついてしまっているのかもしれません。
このような繰り返しになってしまうのには理由があります。
それは、練習を休んでいる間にあなたのシンスプリントを引き起こしている本当の原因を改善できなかったことです。
そのため、シンスプリントを最短で治すためには安静にしているだけではなくシンスプリントを引き起こしている本当の原因をいかに早く改善出来るかが最大のポイントと言えます。

そして、シンスプリントで一番の怖いところは痛みを我慢して練習をしていると「疲労骨折」を起こしてしまう可能性があるということです。
疲労骨折を起こしてしまうと、何ヶ月も練習を休まなければいけなくなってしまいます。
そうならないためにも、シンスプリントを早期に改善するために適切な治療法をこのページで紹介します。

早速治療法を見ていこう!

シンスプリントを最短で治す治療法

1.シンスプリントを引き起こしている原因とは?

まず大切なのは、あなたのシンスプリントを引き起こしてる原因はなんなのか知ることです。
原因が分からなければ、それに対する処置の方法もわかるわけがありません。
そのため、まずシンスプリントを引き起こしている原因を知ろう。

1-1.シンスプリントは、別名「脛骨過労性骨膜炎」

シンスプリントとは、別名「脛骨過労性骨膜炎」と言います。脛骨というすねの骨を覆っている骨膜に負担が加わり過ぎることで炎症が起こっている状態です。シンスプリントでは、「骨を覆っている骨膜」に炎症が起こり痛みが出ているということです。
では、なぜ骨膜に炎症が起こっているのか?

1-2.シンスプリントの原因は筋肉が硬くなり骨を引っ張っているから

どこの骨でもそうですが、シンスプリントになるすねの骨にもたくさんの筋肉が付着しています。
そして、先程お話ししたように骨の表面は骨膜で覆われているため筋肉は骨膜に付着しています。
そのため、走ったりジャンプしたりすると筋肉は収縮して骨膜を引っ張ります。
走ったり、ジャンプをスポーツの練習で何度も何度も繰り返されると、何度も何度も骨膜が引っ張られて負担がかかり痛みが発生します。

シンスプリントの原因は、硬く緊張した筋肉によって収縮した際に骨膜が繰り返し引っ張られるからです。
つまり、硬くなっている筋肉を柔軟にしなければシンスプリントは改善しません。
そしてまた、筋肉が硬くなる原因を改善しなければシンスプリントは再発します。
なので、筋肉を柔軟にし筋肉が硬くなる原因を改善出来ればシンスプリントは完治するのです。

では、なぜ筋肉は硬くなってしまうのか?そして、同じ練習を行ってるはずのチームメイトの中でシンスプリントになる子・ならない子がなぜいるのか?
それは、走り方・ジャンプのフォームなどカラダの使い方の差です。
このカラダの使い方の差こそが、シンスプリントの本当の原因と言えるからです。

2.シンスプリントになる根本的な原因とは

シンスプリントで当院に来院した患者さんを見ていくと、共通点が見つかりました。
これがシンスプリントになる根本的な原因です。
それは、「ニーイン・トゥアウト」でジャンプやダッシュを行っているということです。

2-1.ニーイン・トゥアウトがなぜシンスプリントを引き起こすのか?

なぜ、ニーイン・トゥアウトがシンスプリントを引き起こす根本的な原因かと言うと、ニーイン・トゥアウトの状態で運動をしているとすねの骨の内側に付く筋肉に過剰な負担がかかるからです。
ニーイン・トゥアウトがどのような状態かと言いますと、本来は股関節-膝-足首が正面から見ると一直線にあります。
しかし、ニーイン・トゥアウトになっていると膝だけ内側にきてしまっています。
下の左側の写真は正常で、右側の写真はニーイン・トゥアウトになります。

 

この状態になると、体重は内側に掛かります。
それを支えようとすねの骨の内側にある筋肉が頑張るわけです。
そのため、すねの骨の内側に付く筋肉が硬く緊張して骨膜が引っ張られてシンスプリントになるのです。

これが、シンスプリントになる本当の根本的な原因です。

ですから、すねの周りの筋肉を柔軟にするだけでは痛みは良くなっても、練習を再開したら痛みが戻ってしまうのです。
もし、何度もシンスプリントを再発してしまうようでしたら、このような根本的な原因が解決していないからです。

2-2.シンスプリントを引き起こすニーイン・トゥアウトになる要因

ニーイン・トゥアウトに、好意的にしている人はほとんどいないと思います。
むしろ、治療に来て検査している過程で「あ!ほんとだ!膝が内側に入っている」と初めて気づかれる方がほとんどです。
それもそのはずで、好意的にしているのではなくカラダの可動域や筋力の乱れによって勝手になってしまう方が多いんです。
例えば、ニーイン・トゥアウトになる要因を一つ紹介します。

ニーイン・トゥアウトになる要因①足首の運動制限

ニーイン・トゥアウトになる要因の一つとして「足首の運動制限」があります。
特に背屈というつま先を上に上げる動きが重要で、歩行時でいうと足が地面について踏み込んでいく動きになります。
本来は踏み込んだ時に足首がしっかり動いていると、つま先に対して膝が真っ直ぐ向いています。
しかし、足首に動きの制限があると踏み込んだ時に足首が詰まります。それでも踏み込まなければいけないため、膝を内側に倒し踏み込みの動きを確保しようとします。
そうすると、ニーイン・トゥアウトの状態に持って行かれてしまい、すねの内側の筋肉に大きなストレスが加わります。

正常

足首の制限がある

このように、自分の意識では関節の動きのせいにニーイン・トゥアウトになってしまいます。
この他のニーイン・トゥアウトになる要因については、「様々な症状を引き起こす!?ニーイン・トゥアウトになる5つの要因」に記載してありますのでご覧ください。

3.シンスプリントから最短でスポーツ復帰する治療法

シンスプリントは、正しい治療法が行われれば練習を休むかどうかなどの環境にもよりますが、1ヶ月~2ヶ月前後程で痛みがなくなってきます。
それでは、ここからはどんな治療を行えばシンスプリントから最短でスポーツ復帰できるか、具体的な治療法を紹介しよう。

3-1.患部をアイシングする

アイシングをすることで、骨膜の炎症を抑えることが出来る。
アイシングをする際に湿布で冷やす人もいますが、湿布には鎮痛効果はあっても炎症を抑える効果は少ない。
まずは、炎症を抑えることがとても大切である。

3-2.電気治療を行う

電気治療の効果

  • 炎症を抑える
  • 鎮痛効果
  • 筋肉を緩める

炎症を抑える

電気治療をすることで骨膜の炎症を抑えることが出来る。

鎮痛効果

人間は痛みを感じてしまうと防御反応で筋肉をかためてしまう。筋肉がかたくなると骨膜を引っ張ることに繋がってしまうため、痛みを感じないことでシンスプリントの回復を促す準備ができる。

筋肉を緩める

電気を流すことで、筋肉を緩めることができる。筋肉の柔軟性を高めるために手技療法やストレッチを行っていくが、初期の頃は触れようとするだけでも痛く手技療法を行うのが困難な場合もある。そのような方でも、電気療法では痛みを感じずに筋肉の柔軟性を高めることが出来る。

3-3.超音波治療を行う

超音波治療の効果

  • 炎症を抑え、鎮痛効果
  • 筋肉を温めて緩める

炎症を抑え、鎮痛効果

超音波治療では、シンスプリントの治療初期には電気治療同様に炎症を抑え、鎮痛効果があります。

筋肉を温めて緩める

超音波治療では、浅い筋肉から深い筋肉まで温めて筋肉の柔軟性を高めてくれることが出来る。
シンスプリントに関係するふくらはぎの筋肉は何層にもなっているため深い筋肉は電気治療や手技療法では届かない場合がある。
そのため、超音波を使うことで効率よく深い筋肉まで温めて緩めることができる。

3-4.手技治療

手技治療では、患部周辺の筋肉の柔軟性を高めていきます。
触れるだけでも痛い方やすでに疲労骨折を起こしている方には、患部の状態に合わせて治療を行っていきます。そのため、痛みを我慢して施術を受けることはありませんの安心して下さい。

3-5.包帯で圧迫する

腫れを抑える

シンスプリントを我慢して練習していると重傷化してすねのあたりが全体的に腫れてくることがある。
これは、骨膜からの炎症が広がったことによるものである。
そのため、すべてのシンスプリントの患者さんではないですがひどい患者さんには包帯を巻くことがあります。

 

3-6.スポーツ復帰に向けてリハビリを行う(根本的な改善)

リハビリの開始時期は、患者さんに状態によって様々だが行えるリハビリからどんどん開始していく。
先程のニーイン・トゥアウトになる要因のページを見て頂ければわかるが、シンスプリントになる原因には股関節の柔軟性・体幹の安定力といったものもある。
そのため、シンスプリントの患部に負担がかからない体幹のリハビリなどは早い段階から開始していく。
なぜ、リハビリを早期より開始していくかというとスポーツ復帰を早めるためである。
シンスプリントが治るまで待ってからリハビリを開始してもいいのだが、その分だけスポーツ復帰が遅くなってしまう。
高校の部活動などは2年半と行える期間が短いため、少しでも早くスポーツ復帰することが大切だと思います。
また、復帰に向けてリハビリを行っていくことで身体の柔軟性が取り戻されたり、動きの制限やクセが修正され効率よい身体の使い方が出来るようになるため、復帰した時にパフォーマンスがアップしていることも珍しくありません。

まとめ

シンスプリントは、治りずらいケガとされているがそんなことはありません。
それは、根本的な原因を改善にせずに運動に復帰してしまうからである。
しっかり、自分の根本的な原因を見つけだすことが出来れば順調に回復していくだろう!
シンスプリントでお悩みの方は、葛飾区こばやし接骨院にご相談ください。

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