膝が痛くなる大きな2つの原因


膝痛み3連

非常に多くの方が、抱えている膝の痛み。
膝を捻ったなどといった思い当たる原因がないのに、膝に痛みがあるあなた。
そんな時、軟骨の減少などといった加齢のせいと諦めていませんか?
その痛みの原因は、軟骨の減少だけが原因ではないかもしれません。
また、もしかすると今からお話しする大きな2つの原因によって膝の軟骨がどんどんすり減っているかもしれませんよ。

膝が痛くなる大きな2つの原因

特に思い当たる原因がないのに膝に痛みが出る方は、大きく分けて2つの原因が考えられます。
大きく分けて、

・膝自体に問題がある。
・膝以外に問題がある。
 
まずは、大きく分けてこの2つのどちらかに原因があるかをはっきりしましょう。
この原因の違いによって、改善するための治療が大きく変わってきます。

1.膝自体に問題がある

痛みが発生している膝自体に原因がある場合には、以下のような問題があることがあります。
まずは、膝の関節がどのようになっているかを少しご説明します。

膝関節膝の関節は、大腿骨という太ももの骨と脛骨というすねの骨が合わさった部分が膝になります。この他に、脛骨の横に腓骨という細い骨があり、膝の正面には膝蓋骨という骨があります。
膝の関節は、大腿骨・脛骨・腓骨・膝蓋骨の4つの骨より構成されています。

 

 

では、さっそく膝自体によくみられる問題についてお話ししていきます。

1-1.膝の関節が伸びきらない

膝に問題があって痛みが出る原因として、膝の関節が伸びきっていないことで負担がかかっていることがあります。
膝の関節は伸びきることで、関節が安定します。
例えば一本の棒と、くの字に曲がった棒の上に立つとしたら、どちらの方が楽に立てるでしょうか?
間違いなく一本の棒だと思います。
膝の関節も一緒で、伸びきらずにくの字に軽く曲がった状態で立ったり歩いたりすると、関節は不安定になるため、膝の関節に過剰な負担がかかるため痛みが出ます。

膝が伸びきらないと

膝が伸びきっているか確認するには?

膝が伸びきっているか確認する方法は、ベットに仰向けに寝て膝の裏が床に当たるかです。
本来であれば、左の写真のように膝の裏に隙間が出来ません。しかし、膝が伸びきってないと右の写真のように膝の裏に隙間が空きます。

膝伸びきっている  膝伸びきらない

1-2.膝の軸が乱れる

膝自体に痛みがある原因として、膝の関節が捻れてしまっている場合があります。
先程、お話ししたように膝の関節は大腿骨という太ももの骨と脛骨というすねの骨が主に繋がって関節となっています。
しかし、筋肉などのバランスの乱れによって、下の脛骨という骨が外へ捻れてしまう場合があります。
そうすると、膝を動かす際に関節面がピッタリ合わないため、関節に負担がかかり痛みが出ます。

下腿が外旋すると膝が捻れているか確認するには?

膝が捻れているか確認するには、仰向けになり膝のお皿を真上に向けた状態で足首を上げた時に、膝から指に一直線を降ろしたときにどの指がくるかです。
正常であれば、左の写真のように人差し指(第2趾)がきます。しかし、膝が捻れていると右の写真のように親指などが来ます。

下腿軸(正常)  下腿軸(外旋)

2.膝以外に問題がある

もう1つ、膝の痛みの原因として膝以外に問題があることもあります。
あなたは、いつ膝が痛いですか?
膝が痛い方に「どのようなときに膝が痛いか」とお聞きすると、だいたいの方が「歩くと痛い」、「階段の昇り下りが痛い」など動いている時に痛みを感じる方が多いです。
寝ていて膝が痛いといった安静時に痛みを感じる方は、比較的少ないです。

歩行や階段の昇り降りといった動きをするとき、人は股関節―膝関節―足首をうまく連動させることで無理なくスムーズに動くことが出来ます。
しかし、股関節や足首などがうまく動かせなくなると、歩行や階段の昇り下りといった動作をするためには、膝が過剰に動かなければ行うことができなくなってしまいます。
そのため、膝に大きな負担がかかり痛みが出ます。

関節の動く割合

3.膝の痛みの原因によって、治療法も変わってくる

同じように膝が痛くても、上記のように人によって膝の痛みが出ている原因は異なります。
膝に痛みがあっても、本当の原因が股関節にある人に膝だけ治療しても症状が改善することは難しくなります。
そのため、その人の原因を見つけ出し、その原因に合わせた治療が必要になります。

注射や電気だけではなく、正しい体の動かし方を覚えさせることが大切!!

痛みを抑えるために注射や電気療法も大切です。
しかし、それだけでは痛みが一時的に改善されても、全くなくなることは難しいです。
電気療法などの痛みを抑える治療と共に、動きの悪くなっている関節を動かすといった根本の原因を改善するための体操をすることで、本来の正しい体の動かし方を覚えさせることが大切です。
体操をすることで、動きの悪くなった関節の動きを取り戻すことができ、膝にかかっている過剰な負担を取り除くことができます。
治療で痛みを抑えながら、体操で負担を減らすという方法が、膝の痛みを改善するために重要になります。

例えば、股関節の動きをよくするには?

当院で行っている股関節の動きをよくする体操として「後方ゆさぶり」という方法があります。
四つん這いになり、後方に移動していくことで股関節の正常な動きをカラダに覚え込ませることができます。

正しいロッキング
詳しい体操については、「後方ゆさぶりのやり方」に動画付きで体操のやり方をご紹介してありますのでご覧下さい。

まとめ

膝に痛みが出る場合、膝自体に原因があることもありますが、膝以外に原因があって膝が痛くなることも多くあります。そのため、膝の痛みを解消するためには、膝の痛みの原因を突き止めなければなりません。
例えば、膝の痛みの原因が本当は股関節にある人に、膝だけ治療していても改善することはなかなか難しいです。
そのため、しっかり自分の痛みの出ている原因を突きとめることが膝の痛みをなくすための一番の近道になります。

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