ジャンパー膝を早期に治す治療法


今回は、ジャンパー膝を早期に治す治療法を紹介しよう。
バスケットボールやバレーボールなどの選手に多く見られ、痛みを我慢してプレーをし続けている選手も多いのではないだろうか?

そんな痛みを我慢してプレーし続ける必要はありません。
ジャンパー膝は、適切な処置を行えば早期に回復する症状です。
そして、再発することはありません。

ジャンパー膝によって思うように練習が行えなかったり、試合に出れなかったりと、スポーツを続けることを諦めてしまっていませんか?
ジャンパー膝によってスポーツを諦める前にこのページを最後までお読みください。
必ず、あなたのジャンパー膝を改善する道筋が見えてくるでしょう。

これから、このページではジャンパー膝が今まで良くならなかった理由やジャンパー膝の原因、そしてジャンパー膝を早期に治す方法を紹介します。

では、さっそく見ていこう!!

ジャンパー膝を早期に治す治療法

まずは、ジャンパー膝について少し説明します。
ジャンパー膝といっても症状は一つではありません。
あなたの痛みはどのタイプか知ることで何が痛んで痛みが出ているか知ろう!

1.ジャンパー膝とは

ジャンパー膝とは、膝の曲げ伸ばしをする度に膝のお皿の上や下が痛みます。ジャンパー膝と呼ばれるくらいなので、バスケットボールやバレーボールなどジャンプを繰り返す競技に多く見られ、その他にもサッカーや陸上競技などのダッシュを繰り返すスポーツにも見られる症状です。
また、ジャンパー膝といっても3つタイプがあります。
では、さっそく一つ一つを紹介します。

1-1.膝蓋腱炎

これは膝蓋腱そのものが痛みます。膝蓋腱炎の中には、太ももとお皿の付託部・膝蓋腱とお皿の付着部・膝蓋腱とすねの骨の付着部と3つのポイントで痛みが出ます。
中でも、膝蓋腱とお皿の付着部での痛みの発生がもっとも多いです。

①大腿四頭筋とお皿の付着部

②膝蓋腱とお皿の付着部⇒最も多い

③膝蓋腱とすねの骨の付着部

 

1-2.膝蓋下脂肪体炎

膝蓋下脂肪体とは、膝蓋腱と骨の間にあるクッションです。このクッションがあるおかげで膝の曲げ伸ばしがスムーズに出来ます。
また膝を伸ばす時は膝蓋腱が膝蓋下脂肪体を前方に移動させてくれることで、完全に伸ばすことが出来ます。
膝を伸ばす時に膝蓋腱が硬くなっていると膝蓋腱の動きが悪くなり、脂肪体の前方移動が不十分になってしまいます。
そうすると、膝蓋下脂肪体の前方移動が不十分だと膝蓋下脂肪体が膝蓋腱と骨の間に挟ってしまい、痛みが出てきます。
膝の下が痛むのはこれが一番多いです。

 

1-3.膝蓋腱深層部分断裂

これは膝蓋腱が部分的に断裂してしまうものです。
部分断裂してしまうと、運動をしながら治していくことが難しくなり、治療に長期間かかります。
また症状が改善されてスポーツに復帰できても、押しての痛みは残りやすいです。

部分断裂してしまう例はほとんどありませんが、症状が強い場合は注意が必要です。

以上の3つのタイプがあります。この3つについて詳しく知りたい方は、「ジャンパー膝で痛みが出る3つのタイプと症状」をご覧ください。

2.ジャンパー膝になる原因

ジャンパー膝になる原因を知っていますか?
まずは、しっかりジャンパー膝で痛みの出る原因を理解しよう!

ジャンパー膝で痛みが出る部分の多くは、下の図の3つのポイントです。この赤い〇の部分に負担がかかることで小さな傷が付き炎症が起こり痛みが出ます。

この赤い〇の部分に炎症が起こる原因は、太ももの前に筋肉の硬さです。
膝蓋靱帯は、太ももの前にある大腿四頭筋という筋肉から繋がっています。そのため、大腿四頭筋が硬くなると膝蓋靱帯が引っ張られて炎症が起こり痛みが発生するのです。

その多くは腱が骨に付く部分で発生し、膝蓋靱帯炎でお話した3つの付着部に繋がるのです。
そしてこれがひどくなってしまうと、膝蓋靱帯部分断裂になってしまうこともあります。

つまり、ジャンパー膝になる方は太ももの前の筋肉が硬く緊張しているのです。
この筋肉の硬さがジャンパー膝の原因と言えるのです。

では、太ももの前の筋肉を緩めればジャンパー膝は治るのでしょうか。

3.太ももの前を緩めるだけではジャンパー膝は治らない

ジャンパー膝で治療を受けた経験のある方ならわかると思いますが、太ももの前に電気治療やマッサージをしたり、太ももの前を伸ばす指導を受けたのではないでしょうか?
しかし、それだけではジャンパー膝は完治することはありません。
そのような治療を受けた方は「治療を受ける前よりは良いが、運動するとまだ痛い」という方がとても多い印象を受けます。

なぜ完治しないのか?

たしかに、ジャンパー膝の原因は太ももの前の筋肉が硬さとお話しました。
では、なぜ太ももの前に筋肉は硬くなってしまったのでしょうか?
これが、ジャンパー膝を完治するための最大のポイントでありこれを改善出来なければ完治することはありません。

ジャンパー膝を完全に治すためにはなにが必要なのでしょうか?
早速ですが、ジャンパー膝を完全に治すためのポイント説明しましょう。

ジャンパー膝を完治させるため必要な事①骨盤の傾きを整える

ジャンパー膝になる患者さんをみていくと姿勢にひとつ大きな特徴があります。
ジャンパー膝になる患者さんは、普段の姿勢から太ももの前に負担がかかる姿勢になっているのです。

下の図を見てください。

ジャンパー膝になる患者さんの多くは背中が丸くなり、骨盤が後傾状態になっている特徴があります。
このような状態になると、太ももの前の筋肉は骨盤まで付いているので骨盤が後傾することで伸ばされてしまいます。
そのため、骨盤後傾位になるとジャンパー膝の原因となる太ももの前に筋肉は硬くなりやすくなってしまうのです。

出来る方は、実際にやって頂けるとわかりやすいためやってみてください。
立っている状態で、背中を丸めて骨盤を後傾して見てください。これだけで、太ももの前が疲れてきませんか?
これが、骨盤後傾による太ももの前にかかる負担です。

ですので、ジャンパー膝を完治するためには骨盤を整える必要があります。

ジャンパー膝を完治させるために必要な事②股関節の動きを整える

ジャンパー膝の患者さんの特徴のもう一つとして股関節をうまく使えない方がとても多いです。
ジャンプをするときなどに本来は、股関節・膝関節・足首が連動して動いています。
しかし、ジャンパー膝の患者さんにジャンプをしてもらうと股関節がうまく動かないためしゃがみ込んだ際に背中が丸まり骨盤が後傾していってしまう方がとても多いです。
そうなることで、先ほどお話ししたように太ももの前の筋肉は伸ばされて負担がかかってしまいます。

 
左:股関節がうまく使える  右:股関節が曲がらないため骨盤を丸めている

このため、ジャンパー膝を完治するためには股関節の動きを整える必要があります。

このような原因を改善することで、ジャンパー膝を完治することが出来ます!

4.ジャンパー膝から最短でスポーツ復帰する治療法

4-1.電気治療を行う

電気治療の効果

  • 炎症を抑える
  • 鎮痛効果
  • 筋肉を緩める

炎症を抑える

電気治療をすることで患部の炎症を抑えることが出来ます。

鎮痛効果

電気治療をすることで痛みを抑える効果があります。
痛みを感じてると患部をかばってしまい余分に力が入り筋肉の緊張が高まってしまいます。
筋肉が緊張し硬くなってしまうと、患部の回復を妨げるため痛みを早期に抑えることがスポーツ復帰を早める第一歩になります。

筋肉を緩める

電気治療は患部だけでなく、ジャンパー膝に関わる太ももの前の筋肉に行うととても効果的です。
電気治療を行うことで筋肉を緩めることが出来るためジャンパー膝の原因となる太ももの前に筋肉を緩めることが出来ます。

4-2.超音波治療を行う

超音波治療の効果

  • 患部の回復促進
  • 筋肉を温めて緩める

患部の回復を促進

低出力パルス超音波治療器を患部に流すことで、患部の傷ついた組織の回復を促してくれます。

筋肉を温めて緩める

電気治療同様に超音波治療器で原因となっている筋肉を緩めます。
超音波治療器では、音波の振動を利用して筋肉を細かくマッサージして温めてくれるため筋肉を緩めるのにとても効果的です。
また、超音波治療では深部の筋肉まで緩めることが出来るため手技治療では届かない筋肉まで緩めてくれます。

4-3.手技治療

手技治療では、患部周辺の筋肉から股関節・足首周りの柔軟性を高めていきます。
ジャンパー膝では、股関節などの患部以外に原因があることでジャンパー膝になっていることが多いためその方の状態を見極めて必要な箇所にアプローチしていきます。

4-4.スポーツ復帰に向けてのリハビリ

股関節の動かし方などその方に足らない部分をリハビリして補っていきます。
この過程を行わずに治療を終えてしまう方がほとんどのため、練習を開始すると再発してしまうのです。
治療で筋肉をいくら緩めても普段の動かし方が改善しなければ、すぐ筋肉は硬くなります。
そのため、しっかりリハビリを行い正しいカラダの使い方を身につけて頂き治療を終えていきます。

また、リハビリを行うことで悪くクセや動きの制限がなくなるため本来のカラダの使い方を取り戻すため練習を休んでいたのにも関わらずパフォーマンスが上がったりする選手も少なくありません。

4-5.自宅でできるセルフケアやリハビリを伝える

ジャンパー膝の痛みもだいぶ軽減してきたら、自宅で行えるセルフケアやリハビリをお伝えします。
自宅でセルフケアやリハビリを行って頂くことで回復が早まります。

また、リハビリのやり方などの来院時にも丁寧に説明させて頂きますが自宅に帰ると分からなくなってしまうことが多々あります。
そのため、当院では動画にてエクササイズのやり方をご紹介していますので自宅に帰っても動画を見ながら安心して行って頂けます。

まとめ

ジャンパー膝は、適切な処置をすれば早期に回復する症状です。
ジャンパー膝で悩まれている方の多くは膝以外に原因があります。
その原因を見つけ出し適切な治療を受ければ必ず治ります。
必ず、あなたのジャンパー膝にも原因がどこかに隠されているはずです。
それを改善出来れば良くなりますので諦めずに治療しましょう!!
ジャンパー膝でお悩みの方は、どんな些細なご質問でも構いませんので葛飾区こばやし接骨院にご相談ください。

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