3つのタイプに分けられる!?ぎっくり腰の種類


物を持ち上げた瞬間やくしゃみをした時などにビリッと腰に痛みが走った経験はないだろうか?
そのまままったく動けなくなってしまったり、痛いけど動けるなど症状は人によって様々です。
このように、症状が異なるのはぎっくり腰には3つのタイプがあるからです。
椎間関節タイプ・筋肉タイプ・仙腸関節タイプといった3つのタイプに分けることができ、タイプがわかることで処置の仕方も変わってきます。
まずは、自分がどのタイプなのかをしっかり把握して痛みを改善していきましょう。

ぎっくり腰ってなに?

ぎっくり腰は、なにかのきっかけで急激に痛みが発生した腰痛のことです。
ですので、ぎっくり腰といっても人によって痛みの出ている部分は異なります。
痛みの期間は、最初に2~3日がピークに強くそこからは緩やかに改善していきます。
だいたいの場合は、7~10日前後で日常生活に支障がないくらい良くなります。

1、ぎっくり腰の3つのタイプ

大きく分けて3つのタイプに分けられます。
各タイプによって痛みの強さや痛みの部分が異なるため判断しやすいかと思います。

1-2 椎間関節タイプ

一番痛みが強いタイプです。
骨盤の上にある腰椎と腰椎の間の関節を痛めています。
椎間関節タイプの場合、腰の真ん中に一番強い痛みを感じ、すべての動きで痛みが出やすく歩行や寝返りが困難になることが多いです。

1-2 筋肉・筋膜タイプ

前後の痛みは強いが、比較的ほかの動きはあまり痛くないタイプです。
背骨の両脇にある起立筋や腰方形筋といった筋肉などを傷めています。
筋肉・筋膜タイプの場合は、なんとか動けてしまうため動いてしまい症状は改善してきたが、腰が突っ張るとか腰が重いといった症状が残りやすいため注意しなければなりません。

1-3 仙腸関節タイプ

どの動きが痛いか明確なものがなく、不意なときに痛いタイプです。
骨盤を形成している仙骨と腸骨の間にある仙腸関節を痛めています。
仙腸関節タイプの場合は、股関節の前が痛かったり、お尻が痛かったりと患部以外に痛みを感じることがあります。(関連痛)

2、ぎっくり腰になってしまったら…

万が一、ぎっくり腰になってしまった時の応急処置を紹介します。

2-1 氷水で冷やす(アイシング)

ぎっくり腰をしてしまった際は、関節や筋肉といった組織を痛めています。
そのため、患部で炎症が広がっていき痛みが強くなっていきます。
まずは、氷水で冷やしましょう。
氷水で冷やすことで患部の炎症を抑えて痛みを緩和してくれます。

アイシングについては、「効果的なアイシングを行う3つのポイント」に詳しく書いてありますのでご覧下さい。

2-2 さらしや腰部コルセットで固定

どの3つのタイプもさらしや腰部コルセットで固定すると腰部の安静が保たれやすく痛みが緩和します。
椎間関節タイプや筋肉・筋膜タイプは、腰部全体をおおえるようなコルセットを選びましょう。
椎間関節タイプ、筋肉・筋膜タイプはカラダを支えてくれる組織を痛めているため腰全体を支えてあげることで負担が軽減します。
仙腸関節タイプは、骨盤を絞められるような細いコルセットを選びましょう。
仙腸関節タイプは、骨盤を形成している仙骨と腸骨の間の関節を痛めているため骨盤をしっかり締めておくことで負担が軽減します。

2-3 2~3日は、入浴・飲酒は控え安静につとめる。

痛くなった日から2~3日間は炎症期といって痛みが強くなりやすいです。
炎症がまだ起こっているため、血行が良くなるような入浴や飲酒を行うと痛みが強くなる可能性があるため控えて安静にしましょう。

2-4 少しでも動けるようになったら、軽く動かす。

ぎっくり腰になった直後は、痛みのため動くことができない状態になっている場合もあります。
その時期は、無理をせず痛みの少ない姿勢で安静にするしかありません。
しかし、少しでも動けるようになったら痛みの様子を見ながら動かすことが後々に痛みの改善に繋がります。
海外では、研究結果として報告されているため様子をみて痛みが落ち着いてきたら軽く動かしていきましょう。

2-5 痛み止めを飲む

ぎっくり腰に対して、痛み止めは効果的です。
痛み止めを飲むことで、痛みは緩和するでしょう。
しかし、痛み止めを飲むときの注意点を把握しておく必要があります。
痛み止めは、痛みを一時的に感じずらくしているだけで患部が治ったわけではないということです。
そのため、痛み止めを飲んで治ったと思って激しく動いていると痛み止めの効果が切れたときに激しい痛みが襲ってきます。
痛み止めを飲んで痛みを緩和させ、軽く日常生活を送るようにすることが一番良いでしょう。

まとめ

ぎっくり腰になったときに痛める場所は大きく分けて3つのタイプに分けられる。
3つのタイプによって大きな処置の仕方は異ならないが、コルセットの選び方などは異なる。
応急処置として

  • 氷水で冷やす
  • さらしやコルセットで固定
  • 2~3日は、入浴・飲酒は控えて安静
  • 少しでも動けるようになってら、軽く動く
  • 痛み止めを飲む

を、実施して頂けると痛みは緩和しやすいと思います。
ぎっくり腰は、動けるようになるまで少し安静にして動けるようになった軽く動かしていくと、ほとんどの人は7日~10日で症状が解消します。
適切な対応をして、早くぎっくり腰の痛みから解放されましょう。

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